講師プロフィール

4才頃、近所のピアノ教室へ通い始める。

優しい先生で、弾くことの楽しさを教えて頂いた。

基本のテクニックに関してあまり細かく指導されなかったので、癖がついてしまい後々苦労することに…。

 

→基礎は大切!

 

 


小学校3年生頃、先生が産休に入ったため新しい先生の所へ通い始める。

たいへん厳しい先生で、技術面を徹底的に指導される。

練習不足時はレッスンに行くのが怖くて、「風邪ひいてレッスンお休みできないかなぁ」と思っていた。それで                        もやめずに続けた結果、技術面は向上。

 

→厳しすぎるのもつらい。

   和やかな雰囲気の中、のびのびと演奏したい!

 

高校は音楽科に進学。

音楽の授業(音楽史、楽典、ソルフェージュ、歌唱、聴音、楽器奏など)に時間を費やす。

ピアノで「表現」することの壁につきあたって、それがなかなか超えられず悩みまくり、弾くことが苦痛になってしまった…。

今にして思えば、技術面にばかり気をとられて、音楽的に「歌う」気持ちが育ってこなかったのが原因?

 

→悩んでいても始まらない。自分なりに考えて、工夫して試してみる!      自分の殻にこもらず、周囲にアドバイスを求める。


教育大学の音楽科へ進学。

ピアノと距離を置きたかったことと、就職先のことを考えて音大ではなく教育大へ。

東洋音楽研究室に所属。卒論は相撲太鼓について。

教育実習で子どもたちとかかわる楽しさを知り、教員を目指すことに。

小学校、中学校、高校の教員免許を取得。

 

4年間はあっという間!もっと時間を有効につかって勉強すればよかった…。


 

10年間の教員生活。

養護学校で採用され、自閉症、ダウン症、脳性まひ、筋ジストロフィー、知的障害など特別支援が必要な子どもたちと初めて接することとなる。

一人ひとりの個性が際立っているため、少人数、個別での授業が基本。小・中学校で行われているような教科書を使った集団での授業はない。

子ども一人ひとりに応じた課題を考えて、できるかぎり分かりやすく、飽きさせないような教材を工夫して教えることに力を注ぐ。

飾ることなくストレートに気持ちを伝えてくる子どもたちと過ごした日々は、楽しく充実しており、勉強になることがいっぱいだった。

 

→障害の有無にかかわらず、日々楽しいと思える気持ちがあること、自分が必要とされている場があることで幸せを感じて生きていける。

 


 

結婚を機に退職、現住所に移り住む。

3人の子どもに恵まれ、日々育児に奮闘中。

子どもたちを寝かしつけてから、ピアノを弾くことと夜のお菓子を頂くことがストレス解消法。

空き時間を使ってピアノ教室を始める。

 

→自分だけのために使える時間の大切さを実感!短時間でも集中すれば密度の濃い練習ができる。